25年分確定申告、株式譲渡所得金額が3.4兆円も大幅増加

国税庁がこのほどまとめた平成25年分確定申告状況によると、同年分の所得税及び復興特別所得税の確定申告書の提出人員は2,143万4千人と5年連続し て減少したものの、申告納税額のある者は621万8千人で、その所得金額は38兆4,838億円、申告納税額は2兆7,093億円となり、納税人員・所得 金額・納税額ともに2年連続で増加しています。
中でも株式等の譲渡所得については、アベノミクスによる株価上昇に加え、上場株式等の譲渡所得等に係る10%軽減税率の25年12月末廃止に伴う駆け込 み譲渡もあり、申告人員は109万8千人(対前年比11.6%増)、うち所得金額のある者66万1千人(同189.1%増)で、その所得金額は前年より 3.4兆円も大幅に増加して4兆8,357億円に達しています。
一方、贈与税の申告についても、来年からの相続税の基礎控除引下げと最高税率引上げ等を考慮しての活発な贈与が行われたことから、申告書提出人員49万 1千人のうち、申告納税額のある者は33万人、その申告納税額は1,718億円と納税人員・納税額ともに基礎控除が110万円に引き上げられた平成13年 以降で最高となっています。